今回は本作のエロ要素とは関係ないのですが
ストーリー的な物を説明させて頂きたいと思います。
本作は異界と現代を巡る物語なので
通常の時間感覚で捉えると矛盾しえる箇所があります。
それを今回少し簡易的に説明したいと思います。
主人公「異形の者」は潜伏調査の為に現代地球に訪れて来ました。
彼女がクリエイター・ローズの部屋から出る時に、
異界からこの現代に来るまでの経過を回想し、
ここで「人間時間で言う所の100万年前の話」に戻ります。舞台は異界です。
ここで異界の主「ヨグ」が人間の思念を感じ取ってますが、
これですと100万年前から感じ取っていた形となります。
この理由としては
①実際に100万年前の人類の思念を感じ取っていた。
我々ホモサピエンスの登場は10万年前と言われていますが
この頃はアウストラロピテクスが終わって北京原人とかになる時代です。
この頃の人類は既に動物的な猿ではないので、この人間に驚異を感じ始めていた。
②現代人の思念が宇宙に飛び、ブラックホール等に吸収され
100万年前にタイムスリップし異界に届いていた。
これらが考えます。
地球からの電波や宇宙探索機器が宇宙ゴミとなって異界に到着してきている事からみると
ブラックホールに入って時空を超えてきた。つまり②の理由が近いかもしれません。
そして「親戚のオジサン」を倒し、このステージをクリアして、
主人公が現代世界へのワープホールに入るまでに
さらに100万年が経過してますので「±０年」と言う事で現代となります。
つまりステージの始めからワープホールに到達する僅か十数分の旅では
「人間世界で言う所の100万年」を要していると言う事になります。(^^)
ゲーム中にも「地球と異界の時間の速さは違う」と言う事も述べられていますし
また現代の地球と、この異界が距離的にどれだけ離れているのかと言う点もあり
いろいろと理由も挙げられるのですが、とにかく異界のお話なので
これらはクトゥルフ小説の様に、凄い言葉を用いての壮大さを狙ったものです。
そしてもっと言うと本作のクライマックスで明らかにされますが
これらの世界を包括しながらも、さらにこの物語の整合性を打ち壊す何かがあるのでお楽しみに。
ありがとうございました。
リンク「いかいいきもち ～全裸の異界少女～」
